山形市・上山市での親知らずの相談・診断はお任せください
当院には、「親知らずについての相談」のために上山市だけでなく、山形市や南陽市からも多くの患者様がいらしています。
以前から当院では親知らずの「適切な診査診断」に力を入れてきました。多くの患者様が不安に思っており、どこに相談したらいいのか分からないということから、遠くからもご来院頂いているのだと思います。
また、「親知らずは、とにかく抜けばいいんでしょ?」と思っていらっしゃる方も多いのですが、これは間違いです。
もちろん、早く抜いた方がいいケースもありますが、抜かなくて良いケース、抜かない方が良いケースもあります。
歯を抜くことは、多くはないですが神経麻痺などのリスクを伴うことがあります。
そのため、検査をして、しっかりと状態を把握した上で適切な治療を行うことが大切なのです。
このページでは、山形市・上山市の皆様だけでなく、全国の親知らずを不安に思っている方に向けて、歯科医院の選び方、親知らずの特徴、そして最後に当院の治療方針についてご紹介しました。
どうぞ、歯科医院選びの参考に、そして親知らずの悩みを解決する助けとして下さい。
こんな方は是非、治療を受ける前に当院にご相談ください
- 私の親知らずは抜いた方がいいの?
- 親知らずを抜きたいけど、どこの歯科医院に行ったら良いかわからない
- 通院している歯科医院で、抜いた方が良いと言われたけど不安・・・
そもそも親知らずとは?
親知らず(親不知)とは、前歯から数えて8番目の歯、一番奥の大臼歯のことです。多くの方は20代頃に生えてきますが、そもそも親知らずが先天的に存在しない場合、生えて来ない場合もあります。
きれいに生えることが少なく、歯磨きがうまくできず虫歯になったり、歯肉が腫れてしまったりすることが多いのです。
自分では生えていないと思っても、歯肉の中に埋まっているケースもあります。気になる方は、早めに歯科医院へ相談することをお勧めします。
親知らずが気になったときの「上手な歯医者の選び方」
親知らずの治療は、歯科医師の技量によって患者様の負担が異なるものですが、患者様にとっては、どの歯科医院を選ぶかは難しい問題ですよね。
一般の方が紹介するときには「痛くなかったから良い歯医者だったよ」「すぐに抜けたから良い歯医者だよ」という話をされると思います。
もちろん、これも正しい基準でしょうし、当院でも痛くない治療には力を入れています。しかし、プロの目から見えると、親知らずの治療に関して上手いか下手かというのは「痛くないか」「腫れなかったか」「早く抜けるか」という基準だけでは判断できません。
なぜかというと、親知らずの抜歯は「難易度」によって、大きく処置の時間や処置後の痛み、抜歯方法が変わるからです。しかし、患者さんには、抜歯の難易度も、歯科医師の経験も分かりませんよね。ですので、歯科医院を選ぶ基準としては
- 検査と診断をしっかりと行っているか?
- 抜くべきか抜かないべきかの説明を行っているか?
- 抜歯のリスクまで説明があるか?
- 今回の抜歯の難易度はの説明はあるか?
- 診査診断によって、適切に大学病院などに紹介する判断ができるか
などを目安にしてみると良いでしょう。
説明を詳しくしてくれると言うことは、それだけしっかりと検査を行い、適切に診断を行っているということです。つまり、しっかりと説明をしてくれる歯科医院を選ぶことが、最大限リスクを軽減することにつながります。
また、症例によっては設備がより整った大学病院などへの紹介がベストの選択肢という場合もあります。しかし、最悪なのがその判断を間違い、設備のない場所で治療を始めてしまうことです。検査や診査診断が甘いとこのような結果になる場合があります。
大学病院ほど設備が整っている歯科医院は、日本全国でもほとんどありませんので、診査診断がとても重要なのです。さらに選ぶ基準としては、抜歯が必要な場合には「あなたの不安まで理解して、相談してくれる歯科医院」を選ぶと良いのではないでしょうか。
どうしても、患者さんには専門的な知識がありませんから不安になりますよね。当然です。ですので、ただ「抜きましょう」という説明しかない場合や、納得のいく説明がない場合には、他の歯医者さんを探すことも必要かもしれません。
「この歯医者さんがおすすめ!」ということはお伝えしづらいのですが、あなたがその医院の説明に納得できるかどうか、信頼して任せられるかどうかを判断基準にすることが大切です。
抜歯をおすすめする場合が多いケース
むし歯になっているとき
むし歯になっている場合には、治療を行っても再度むし歯になる場合がほとんどです。他の歯に悪影響を及ぼすことも多いので、早めに抜歯をお勧めすることが多くなります。
歯周病が進行してしまっているとき
歯周病が進行してしまっている場合には、抜歯をお勧めする場合が多くなります。放置していると、あごの骨が薄くなってしまったり、ほかの歯の部分まで歯周病が進行してしまうことがあるためです。
歯磨きが難しい場所に生えているとき
むし歯や歯周病はさほどでもないが、あまりにもお口の奥の方に親知らずが生えていて、歯みがきが不可能なとき(むし歯を治しても、ほぼ必ずもう一度むし歯になってしまいます)。
半分歯茎に埋まっていて、痛みがある時
ちゃんと生えきらずに、半分歯ぐきの中に埋まっていて、しばしばその周囲に痛みが出る様なとき(急に痛くなったり、腫れたりする恐れがあります)。
できるだけ早く抜いた方がいい場合
悪影響を及ぼしている場合、及ぼす可能性の高い親知らずは「できるだけ早く抜いた方がいい」と言われますが、それには理由があります。
早く抜いた方がいい理由とは?
- 虫歯や歯周病が悪化してしまう前に対処した方がいい
(※虫歯や歯周病が悪化すると、修復はできても完全に元には戻りません。) - 虫歯や歯周病が悪化すると、他の歯まで失う可能性が高まる
- 年齢が若い頃の方が、抜歯後の回復が良い
- 虫歯や歯周病が悪化すると、麻酔が効きにくい場合がある
- 抜く時期が遅いと、抜くのが大変(長時間の処置が必要になる)な場合がある
しかし、そもそも抜いた方がいいのか、抜かなくても良いのかの診断は、歯科医院でレントゲン撮影をして、歯科医師の診断を受けなくては分かりません。気になるようであれば、お早めにご相談されることをおすすめします。
抜いた方がいい場合、抜かなくていい場合
「親知らずは抜いた方がいい」と聞いたことがある方が多いと思いますが、それは、親知らずによって、痛みが出たり、他の歯に様々な悪影響が生まれるからです。特にまっすぐに生えず、腫れたり痛くなってしまった親知らずは、抜歯するのが最も確実な治療法です。なぜなら、一度抜けば、その後一生トラブルに悩まされる心配はなくなるからです。逆に、抜かない限りずっと悩まされることになります。
ただ、親知らずだからといって必ず抜かなければいけない訳ではありません。抜歯には必ずリスクが伴います。ケースは少ないですが、神経麻痺を起こすこともあるのです。
「これは、早く抜きましょう」
と安易に歯科医師に言われるケースもありますが、必ずしもそうでないケースもあります。抜歯の対処は、的確な診断と処置を行なうことがとても大切です。
親知らずを抜かなくても良い場合
- きれいに生えてきて、歯磨きをして清潔にできる場合
- 一部だけ生えてきて、他の歯に悪影響を及ぼしていない場合
- 完全に骨の中に埋まっていて、今後も問題が起こる可能性が低い場合
- 矯正の移植に利用できる場合
- ブリッジの支台歯として利用できる場合
- 腫れや違和感がごくわずかで、ほかの問題も見られない場合
- 十分に歯磨きができる生え方の場合
吉田ひろゆき歯科の親知らずの治療の特徴
大学病院、総合病院ともに連携していきます。
親知らずの抜歯などは正確な診断と、その後の対処をどうするのかが重要です。
あなたの状態に合わせ、精密な検査・診断とご提案をさせて頂きます。
当院では、親知らずの症例を数多く行なっています。
当院では、患者さまの親知らずの診断・処置を数多く手がけてきました。通算では少なくとも数千本の親知らずの抜歯をしています。親知らずの処置は、歯科医師のテクニックと経験により患者さまの負担が大きく変わる処置です。
当院で処置を受けた患者様の多くが、「思ったよりずっと楽だった」という声をいただいています。簡単な処置の場合5分くらいで終わります。ほとんどのケースが30分以内に終了しています。
処置前にも、しっかりと説明をさせて頂きますので、不安な点は何でもお尋ね下さい。
精密な診査・診断を行います
親知らずを抜くべきか、そのままにするべきかの判断は、レントゲン撮影をして判断します「親知らず=抜かなくてはいけない」ということではなく、他の歯への影響や、患者様が感じている症状にもよってベストな処置は異なります。
レントゲン撮影による診断と、お口の中の診査、患者様からのヒアリングを丁寧に行うことで、その方へのベストな処置方法を選択します。
吉田ひろゆき歯科の親知らずの治療の流れ
当院の親知らずの処置のステップをご紹介します!「ちょっと気になるから相談してみようかな」という方は、ご参考下さい!
1.レントゲン写真撮影&診査・診断を行います。
まずは、診断のためにレントゲン写真を撮影します。
その後、お話しを聴かせて頂きながら、お口の中を拝見して親知らずの状態、歯肉の状態を確認します。そして、レントゲン写真と診査に基づいて必要な処置を判断します。
ここでのチェックポイント
- 抜歯する必要があるか、そのままにするかの判断をします
- 歯の根元が顎の神経に近くないかどうかを確認します(安全に処置をするために重要)
- 根っこが二股に分かれていないかどうか(分かれている場合、時間がかかることがある)
- 歯の角度をチェックします(抜きやすさが角度によって変わります)
診査・診断に基づいての説明
診査・診断に基づいて、説明を行います。抜くべきか、経過観察するべきかを理由と共に丁寧に説明をさせて頂きます。不安な点や、不明点があればお気軽にご相談下さい。
抜歯の処置を行う場合には、今後の治療の流れや、処置内容と大体の処置時間をお伝えします。症例によっては、この段階で大学病院へご紹介することとなります。(より安全を期す必要がある難症例の場合には、大学病院をご紹介します。)
歯ぐきの清掃状態を整えます
抜歯を行う前に、まずは歯ぐきに付着している歯石除去などを行って、歯ぐきの状態を整えます(必要な場合のみ)。
歯ぐきに炎症があると、抜歯をしたときに出血が多くなったり、ばい菌に感染しやすくなるためです。また、処置後の治りが悪くなる場合があるため。面倒に感じるかもしれませんが、安全に処置をするためには欠かせないステップです。
当日の体調確認&再度歯ぐきのチェック
歯ぐきの状態が整ったら、いよいよ抜歯の処置を行います。抜歯の処置を行う前に当日の体調確認(気分が悪くないか、前日の飲酒の有無など)を口頭で行います。
※体調が優れない場合には、無理に治療を行わず後日のご予約をお取りします。体調が問題ないようであれば、再度歯ぐきのチェックを行ってから治療に入ります。
痛くない治療のための麻酔
『歯を抜く』と聞いて、最も心配なのが痛みですよね。当然、痛みが出ないように麻酔をしますが、この麻酔自体も痛くないように工夫をしています。不安があれば、お気軽に歯科医師にお伝え下さい。
→痛くない治療についてのこだわりはこちらをクリック抜歯の処置
丁寧な診査診断、清掃状況や体調の確認を終え、満を持して抜歯処置に入ります。症例によりますが、簡単なものだと5分かからないケースも多くあります。時間がかかる場合でも、30分以内に終わるケースがほとんどです。
なるべく患者様の負担が少ないような処置を心がけていますので、どうぞご安心下さい。
抜歯後の注意点は?
下記は、抜歯後の注意点です。親知らずに限らず、抜歯後の注意点は同じです。ただ、不安なことがあったり、痛みが引かない場合には当院へお気軽にご連絡下さい。
抜いた日は安静にして下さい
歯を抜くと出血し、その後にかさぶたになります。それまでは血が出やすくなっているので、アルコールの摂取、運動、長時間の入浴は避けましょう。血行が良くなってしまい、出血しやすくなってしまいます。
抜いた部位は触らないで下さい
舌や食べ物、水などで抜いた穴に触れないように極力気をつけて下さい。かさぶたが気になるかもしれませんが、剥がしてしまうとばい菌に感染してしまう恐れがあります。(注意していれば、過度に怖がる必要はありません。)
うがいは行わないで下さい
激しくうがいをしてしまうと、かさぶたができなくなってしまいます。また、かさぶたができても取れてしまうことがあります。ですので、うがいは24時間は行わないで下さい。歯磨きも、歯磨き粉なしで行うようお願いします。
腫れた時の対処法
抜歯を行うと腫れることがあります。下顎の歯を抜歯しえた際に腫れることが多いです。もし腫れた際には、保冷剤などを使って軽く冷やすと腫れる度合いを少しは減らすことが出来ます。腫れが酷い場合には、早急にご連絡をお願いします。
出血が止まらない場合には
ガーゼや丸めたティッシュを噛むと、30分程度で出血が止まる場合がほとんどです。長時間止まらない場合には、ご相談下さい。