歯スウェーデン式の学術的根拠(エビデンス)に基づいた 歯周病治療で、1本でも多くの歯を残す治療を行います。
当院が実践する予防歯科は、歯科先進国であるスウェーデンのイエテボリ大学で行われている、予防処置です。治すだけでなく「守る」ことを最も大切にするため、う蝕(むし歯)や歯周病に罹患する前に定期的に予防処置を行います。
歯周病セルフチェック!1つでも当てはまる場合は受診をお勧めします
- 口臭が気になる、人から指摘された
- 朝、口の中がねばねばする
- 歯磨き後に歯ぐきから血が出る、唾液に交じっている
- 歯ぐきが赤く腫れている、血や膿が出る
- 歯ぐきが下がって、歯が長くなった気がする
- 歯と歯の間が広がった(食べ物がよくつまる)、歯並びが変わった
- 歯が浮いた感覚がある、歯が揺れている
※上記に1つでも当てはまる場合には軽度、4個以上は中等度以上の歯周病の可能性があります。いずれも早めに歯科医院を受診されることをおすすめします(参照:日本臨床歯周病学会)。当院ではどのステージでも対応可能ですので、まずはご相談下さい。
世界基準の認定・予防歯科「GBT認証」を取得
吉田ひろゆき歯科医院では、臨床において「スウェーデン式」の歯周病治療・予防歯科を実践をしている証としてEMS社認定の「GBT認定歯科医院」に選ばれました。
※GBT(Guided Biofilm Therapy)とは、従来の歯周病治療・予防歯科とは異なる「より効果的に、より身体に優しい治療」を追求して生まれたシステムです。
誘導的バイオフィルム療法(GBTとは?)※Hugoson Anders,Koch Goran:Thirty year trends in the prevalence and distribution of dental caries in Swedish adults (1973-2003)., Swedish dental journal, 2008 ※厚生労働省:平成17年度歯科疾患実態調査, 2005(無歯顎者を除く)
歯科先進国スウェーデン式の歯周病治療を実践しています。
スウェーデンは、予防歯科、歯周病治療で世界最先端の国として知られています。その理由は、世界的に見ても口腔内の健康な方の人口が非常に多いからです。
日本では健康な口腔内の人口は全体の20%以下と言われていますが、スウェーデンではなんと45%以上の方が健康を保っています。高齢者の残っている歯の本数も、日本人と比較して70才で5本、85才では8本もの差があります。
その秘密は、スウェーデンの歯科治療・予防に対する考えと治療方法に秘密があります。
歯や歯肉を傷つけず、痛みがなく、それでも治る歯周病治療
従来の歯周病治療では、軽度から重度の歯周病まで歯科衛生士が器具で歯石を除去する治療が主流でした。特に重等度の場合だと歯肉の深くまで器具(刃物)を入れての施術になるため、患者さんの苦痛が非常に大きくなります。また、歯や歯肉を傷つけてしまう恐れがあります。
対して、スウェーデン式での考え方は「治療はシンプルに」が基本。あくまで原因の歯周病菌をコントロールして、治療より予防を重視します。
EMS社製の機器「エアフロー」を導入
歯周病に対して具体的な治療方法は、EMS社製の「エアフロープロフィラキシスマスター」を使用します。
歯周病の原因であるバイオフィルム、歯石、歯肉の深くにある細菌まで除去できる専用機器です。
特に重等度の症状を中心に、口腔内状況によってこの機器を使用しています。
痛みが非常に少ないだけでなく、治癒効果が非常に高く、さらに処置後の爽快感も増しました。
重等度の歯周病の方への治癒効果も非常に高いことが証明されています。
※スウェーデンのイエテボリ大学では、EMS社製エアフローの有効性を認め、全ての機器をEMS社製のものにしています。
学術的根拠(エビデンス)のある歯周病治療をご提案します
当院の歯周病治療は、個々の口腔内の状態に合わせてプラグラムを組み、効果的な治療をご提案しています。
スウェーデン式・歯周内科、日本式の良いところを組み合わせ病状に合った有効な処置をご提案します。
- 検査による病状の把握(レントゲン、口腔内写真、歯周病検査)
- 唾液検査でリスク検査
- PMTC (歯科衛生士によるクリーニング)
- ブラッシング指導(歯磨き指導・TBI)
- エアフローを用いた処置
- 口腔ケアのための指導
- 口腔ケア用品のご案内
- 薬で歯周病菌を改善する歯周内科
歯科医師・歯科衛生士がスウェーデン式の専門的な研修を受けています
スウェーデン式の歯科治療・予防歯科を医院全体で実践するために、専門的な研修を継続して受講し、知識・技術のアップデートを行っています。
特に、歯周病治療・予防歯科で世界的に有名なスウェーデン・イェテボリ大学の歯周病科ヤン・リンデ名誉教授の愛弟子である、岡本浩先生の勉強会にて学んでいます。
※吉田ひろゆき歯科医院は、スウェーデン式の治療・予防歯科の実践医院としてAFD会員にも認定されています。
改めて基本的な知識の確認から、組織解剖学と病理学、治療計画立案方法、予防を考えた虫歯治療、根管治療の方法、実践的な手技など幅広く学んでいます。
今後も、上山市、南陽市、高畠町、及び近隣の市町村のみなさまの健康のために、学術的根拠(エビデンス)があり、かつ身体に優しく歯を守れる本質的な予防歯科の提供を行ってまいります。
歯周病は全身疾患とも関連。歯の本数は健康寿命も左右する。
早期治療が歯を残す鍵!
歯周病は、日本人が歯を失う原因のNo.1です。
歯周病は、歯垢や歯石に潜む歯周病菌が歯肉に炎症を起こし、少しずつ周囲の組織を破壊します。進行すると歯を支える歯槽骨(しそうこつ)を溶かし、いずれ歯が抜けてしまうのです。しかも、歯槽骨は腕の骨折などと違って、自力で再生することはありません。
また、やっかいなことに、歯周病は痛みなど自覚症状がないまま進行するためいつのまにか進行することが多いのです。
歯周病から歯を守るためには早期発見・早期治療が鍵です。「血が出ているけど、大したことないからいいや」「痛くないし、歯医者に通うのは面倒だから」と先延ばしが後悔につながります。冒頭のチェックリストを活用して、「歯周病かな?」と思ったら、お早めにご相談ください。
※当院には、上山市からだけでなく南陽市、高畠町、山形市からも歯周病治療や定期検診(予防メンテナンス)に通院されている方が多数いらっしゃいます。遠方でもサポート可能ですのでまずは気軽にご相談ください。